探偵日記

がんばらなくていい

探偵日記

「”がんばらなくていい”ですよ」

あふれ出した涙は止めることができず、
気が済むまで流せばいい。

抱えていたものは数え切れず、
誰にも相談できず。

ただ、守るべき3歳の息子の将来だけを
考えていたひとりの”つよい母”の話。

彼女は頑張っていました!

家事育児に翻弄されながら、地方に住む両親に頼らず、
ひとりで”つよい母”になろうとしていました。

彼女にはパートナーがいたんです。

しかし、パートナーは家族の生活、息子の将来よりも
自分の為に使っていました。

月々渡される生活費で家計のやりくりを彼女に任せ、
給料のほとんどはパートナーの交友費(浮気)。

「離婚すれば生活苦になり、子供も小さい。」

その気持ちだけが”つよい母”を保たせました。

リョウちゃん|Lv99徳する生き方 (@RYOCHAN_S0926) on X
<やさしさ=あまさ> だと思っている人は多い。 「やさしいだけではダメだ」 「やさしいからナメられる」 と否定されてきました。 『厳しくないとダメなんだ』 と自分の心にウソをついて、 厳しい人を振舞いました。 「厳しくすると人は伸びない」 ...

しかし、人って強い生き物ですが、
強くあり続けることはできません。

強い人程、頑張れるところは頑張り、
頼れるところは他人に頼る。

強いとは”ひとり”としての存在ではなく、

なんとかする!

という意志で自分にできうることをする人
ことです。

守りたいものを守れるから強い人になれる。

彼女は孤独に戦うことが”つよい母”だと
思っていました。

「誰にも頼れないから、わたしががんばるしかない、、、」

彼女は深層心理の中で

「頼る人がいない」

と思い込んでいました。

否定的な言葉や人間も多いですが、
手を差し伸べる人間は少なくはありません。

無償なのに笑顔で助けてくれる人もいれば、
温かい目で知恵を授けてくれる人もいます。

その行為に対して”感謝”だけしかできなくても、
大きな喜びを感じる人も多くいます。

彼女は不安ながらも相談にやってきました。

はっきり言って、どうしようもないパートナーだと
思うことも少なくありません。

しかし、誰かを否定することは選んだ人も
否定することになります。

ちがいます、、、、

彼女には幸福を得て、今を変えて欲しい!

だから言葉にするんです。

「”がんばらなくていい”ですよ」

ここからがわたしのような”探偵”の仕事です。

では、また!

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