「”がんばらなくていい”ですよ」
あふれ出した涙は止めることができず、
気が済むまで流せばいい。
抱えていたものは数え切れず、
誰にも相談できず。
ただ、守るべき3歳の息子の将来だけを
考えていたひとりの”つよい母”の話。
彼女は頑張っていました!
家事育児に翻弄されながら、地方に住む両親に頼らず、
ひとりで”つよい母”になろうとしていました。
彼女にはパートナーがいたんです。
しかし、パートナーは家族の生活、息子の将来よりも
自分の為に使っていました。
月々渡される生活費で家計のやりくりを彼女に任せ、
給料のほとんどはパートナーの交友費(浮気)。
「離婚すれば生活苦になり、子供も小さい。」
その気持ちだけが”つよい母”を保たせました。
しかし、人って強い生き物ですが、
強くあり続けることはできません。
強い人程、頑張れるところは頑張り、
頼れるところは他人に頼る。
強いとは”ひとり”としての存在ではなく、
なんとかする!
という意志で自分にできうることをする人の
ことです。
守りたいものを守れるから強い人になれる。
彼女は孤独に戦うことが”つよい母”だと
思っていました。
「誰にも頼れないから、わたしががんばるしかない、、、」
彼女は深層心理の中で
「頼る人がいない」
と思い込んでいました。
否定的な言葉や人間も多いですが、
手を差し伸べる人間は少なくはありません。
無償なのに笑顔で助けてくれる人もいれば、
温かい目で知恵を授けてくれる人もいます。
その行為に対して”感謝”だけしかできなくても、
大きな喜びを感じる人も多くいます。
彼女は不安ながらも相談にやってきました。
はっきり言って、どうしようもないパートナーだと
思うことも少なくありません。
しかし、誰かを否定することは選んだ人も
否定することになります。
ちがいます、、、、
彼女には幸福を得て、今を変えて欲しい!
だから言葉にするんです。
「”がんばらなくていい”ですよ」
ここからがわたしのような”探偵”の仕事です。
では、また!
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