「気になる点は他にございませんか?」
念には念をいれると探偵の調査だけでなく、
どんな仕事も100%に近づける。
わたし達の仕事は
”おかしな部分”
を見つけるところ。
これは、名探偵コナンや金田一少年の事件簿でも
おなじみかもしれない。
とはいえ、当事者が気づかない
”当たり前”
は非常に多い。
「気になる点はございませんか?」
実は、ここで終ってしまうのが三流の仕事であり、
当たり前のビジネス。
ただ、仕事をこなしているだけ一流は低き壁、
広き門というもの。
『とくには、ありません』
と答えが来た時点で、失っている情報が
必ずある。
今回は、、、、
小さき声(子供の声)
を取り上げる。
大人に比べれば理性の面での知能の面でも
はるかに劣るから差別化する。
しかし、、、
✅事実を選ばない
✅変化に敏感
という面では、超有能なワトソン君なのだ。
「ママ(パパ)は仲がいい?」
と夫婦関係を聞くだけでも、
子供の不満は爆発するもの。
なぜって、言語化する能力が成長していないから、
感情で表現するしかない。
泣いたり、寂しがったり、誰かに視線を向け、
助けを求めたり、、、
「困ったことがあるのかな?」
と相談者に視線を向けなおすと、
焦りをみせる。
守るべき子供が自分に話せないことがあると
知った時の心境は”不安”でしかない。
「なにかあるなら言いなさい!」
と激昂する相談者もいますが、逆です。
『本当に気になる点はございませんか?』
と探るべき材料が増えていきます。
割と心理戦だから”探偵”が好きです。
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